令和6年度 指導委員会総会及びコーチ資格更新研修会 報告
令和6年度 指導委員会総会及びコーチ資格更新研修会 報告
開催日時:2024年6月22日(土)18:10~ 21:00
会場:浦和コミュニティセンター第14集会室
参加者:33名
講師:伊藤 正孝 先生(防衛医科大学教授・SMSCA理事・医科学委員会委員長)
◆指導委員会総会 JMSCA全国指導委員長会議報告 18:10~
・2023年度事業報告・決算報告
・2024年度事業計画・予算案
野村委員長より、2023年度事業報告・決算報告及び次年度事業計画・予算案の報告が行われ、承認されました。
また、(公)日本山岳・スポーツクライミング協会(JMSCA)の運営に状況、JMSCA全国指導委員長会議の報告と指導委員会の活動についての説明がありました
◆研修1 19:00~
・JMSCA公認夏山リーダーの概要と埼玉県指導委員会の取り組みについての検討
・UIAA公認上級夏山リーダーの概要
・共済会について
★JMSCA公認夏山リーダーついて(JMSCA HP)
https://www.jma-sangaku.or.jp/sangaku/leader/
◆研修2 19:30~
「スポーツ外傷について」「脳震盪(のうしんとう)について」講師:伊藤 正孝 先生
・スポーツ外傷について
人体を構成する、筋肉や腱についての名称や構造、外傷時の応急処置(RICE処置)について学びました。
★RICE処置について
外傷を受けたときに初期に行う応急処置の基本で、Rest(安静)、Icing(冷却)、Compression(圧迫)、Elevation(挙上)の頭文字をとったものです。
・脳振盪(のうしんとう)について
脳振盪は、これまで「ラグビーの命の水」に代表されるように、「水をかければ大丈夫」といった誤った常識が周知されていました。
今回の、講習では脳振盪はどのようしてなるのか、症状について、そしての脳振盪は最悪の場合死に至るリスクがあることを学びました。
脳振盪が疑われた場合は、運動をすぐに中断して相談をする、軽視せず、専門医の診察を受けることが大切です。

報告 指導委員会 矢田 実