山岳遭難防止キャンペーン(春)4月29日

令和5年4月29日(土) 西武秩父駅・武甲山・両神山・棒の嶺の4カ所にて山岳遭難防止キャンペーン(春)が開催され、
SMSCAからは加藤会長、秋庭理事(両神山)、瀬藤理事、松本(棒の嶺)、塩谷、岩井田(西武秩父駅)がそれぞれがキャンペーンスタッフとして参加、遭難防止の一環として「登山届」を出すように登山客にお声掛けをしました。
担当した「西武秩父駅」は連休初日と相まって多くの登山家、ハイカーが電車到着時には大変にぎやかな光景でした。(岩井田)

「棒ノ嶺・ノーラ名栗」
97件157名  (瀬藤)

「両神山・日向大谷登山口
7時30分キャンペーン開始。すでに付近の駐車場は満車で新たに出発する人は少ない。両神山往復はそれなりの時間がかかる為、この時刻ではあらかた出発し終えている感じ。だが小鹿野町営バスが7:20と8:50、9:48に到着するので、その時間後は登山者の動きがある。また、上の駐車場に止められないマイカー登山者は1~1.5km程下に車を止めて登ってくるため時間がかかる。これらの登山者が今回のキャンペーンの対象者となった模様。
具体的な数の把握はしなかったが、約40パーティが通過、半数は20から30代の若者。そのほとんどは計画書未提出の為書いてもらった。オンラインで提出済みと伺ったのが6~7パーティで、大体が若者。計画書を持ってきたのが2パーティ、という事で2割程度が提出済みもしくは当日提出。このキャンペーンでこの時間帯に通過したパーティは100%提出となった。
キャンペーン参加という事で、登山者の皆さんにはリーフレットの他「アルミシート」「LED付きホイッスル」、最初の方は「LEDライト」のプレゼント。アルミシートは皆さん喜んでいた。
その他、防災へり関係では口頭アンケートを実施。埼玉県独自のヘリ救助の有料化を知っているか?、1分5千円、平均6万5千円掛かっているとの事、安全登山を心がけてくださいとお話し。
またスマホ等で登山アプリを使っている登山者が多いが、救助の際の「位置情報の出し方がわからない」人が多いと、その使い方を教えていた。
 9:30、大方の登山者は通過、予定時刻になったので、会場の机・椅子・旗・資料等を片づけ解散した。